Windowsはバックアップツールを標準装備しています。このツールでバックアップしている方は多いと思います。しかし、デメリットも多いです。バックアップなんかしていないと言う強者も含め、お勧めのバックアップ方法を指南します。
1.標準ツールのデメリット
PCには個人データが沢山入っています。写真、動画、文書、日々更新の出納長などもあると思います。よって、個人データは頻繁にバックアップしたいところです。
標準ツールでPC全体をバックアップ(システムデータ、個人データ)すると、頻繁にやっていては面倒です。時間も掛かるし、容量も取られます。頻繁に行う個人データのバックアップには使いたくありません。
システムデータのバックアップは大丈夫です。むしろ、システムデータのバックアップには標準ツールを使いましょう。頻度は人其々で、大きなシステム変更が有った時が一般的だと思います。念のため、標準ツールの使い方を紹介しておきます。
2.お勧めのバックアップ方法
個人データのバックアップ方法です。
BunBackupを使います。定番のフリーソフトです。私は5年位前から使っています。下に作者ページを引用します。ダウンロード、操作方法などが紹介されています。このページを参考にダウンロードして下さい。特別なことは有りません。簡単です。
3.ツール利用の前準備
使う前に、個人データをシステムデータと分離することを勧めます。分離済の方は良いですが、多くはPCを買った時のままと思うので、Cドライブにシステムデータと個人データが混在していると思います。
以下を参考に、個人データをDドライブに移し替えてみましょう。
もちろん、混在でも使えますが、面倒です。バックアップ対象を細かく指定するか、ユーザーエリアをまとめて(ゴミも含めて)指定することになります。
この際なので、個人データの在り処を理解するついでに、Dドライブに集約してみましょう。
4.ツールの具体的使い方
入力方法など詳しい説明は作者ページ、または、沢山の優良紹介記事(Bunbackupは定番ツールなので)を参考にして下さい。
ここでは私の使い方を紹介します。バックアップ元を個人データを集約してあるDドライブ、バックアップ先を外部ディスクのEドライブ、と入力して終りです。簡単です。
2回目以降の実行は、新規追加または変更されたファイルだけのバックアップ(コピー)になります。よって、Windows標準ツールより遥かに短時間で終わります。頻繁でも殆ど負担になりません。
5.まとめ
上級者は特別なツールを使ったり、RAIDと言って外部ディスクを二重化してバックアップを不要にしたり、いろんな工夫をしています。
しかし、初級者はここに書いたことを実行するだけで十分です。むしろ、バックアップしていない方は、ここに書いたことを必ず実行して頂きたい。泣きを見る前に。