「シニアのIT知恵袋」は、標準的なIT知識を持つシニア(50代後半位以上)が個人生活において(仕事、業務は除き)、ITで困っていることを解決するためのブログです。これがコンセプトです。
思い付き順に、記事投稿をしていますが、改めて、「シニアがITで困っている事は何か?」に悩んでいます。何故、悩んでいるかと言うと、今まで書いて来たことは、余りシニアを意識した内容では無いなと気付いたからです。
私の親戚、友人のシニアから問合せが、多々来ますが、もっと基礎的な事が多いような気がします。しかし、基礎的な事を全て書き始めたら、膨大な記事投稿が必要になるでしょうし、無理ですね。と、言うことで、以下に考えてみました。
1.ITお助け業者がどんなメニューを掲げているか?
ITお助け業者がどんなメニューを掲げているかを調べてみました。
(1)便利屋!お助け本舗
PC関係に集中しています。内容はまさにお助けで、PCで○○したいが、やり方を教えて欲しいが殆どです。若干、出来なくなったので出来るように修復してが混じっている感じです。
(2)ビックカメラ 電話&リモートと訪問サポート
やはり、PC関係に集中しています。電話&リモートは2980円/3ケ月から、訪問サポートは内容によって、8800円/1回からです。電話&リモートでどこまで解決出来るんだろうと疑問な点と、電話&リモートの価格が異常に安いので、商売誘導かなと言う感じもします。また、訪問サポートはかなり高いです。平均的には2万円台です。
(3)ドクター・ホームネット
こちらも、PC関係に集中していますが、困ったことの解決をサービスの中心に据えているようです。
2.町の業者のホームページを見て考えた事
検索上位に出て来た3業者を見てみました。感じた事を以下に書きします。
- 想定される内容がホームページに書かれている(誰が考えても同じようなもの)
- 価格は結構な金額(高額)
- 同事象でも個人条件毎で、対策は千差万別のため、実際はやって見ないと分からない、だから切り分けに時間も掛かり高額になっていると言える
- 以上より、読んで対策が分かるようなブログ記事を書くのは至難の業
3.どんな投稿記事を用意する
読んで対策が分かるようなブログ記事を書くのが至難の業としたら、どうしたら良いのでしょうか? 考えた末、以下の2方向で投稿記事を書いていこうと考えました。
(1)代表的な事象に対する、代表的な対策
網羅性を持って書くと、それこそ、膨大な記事になる。記事が複雑で難しく、読まれない可能性が高いし、読まれても理解されない可能性も高い。結果、役に立つはずの記事が無駄になってしまう。
よって、一見、手抜きに思えても、代表的事象の代表的な対策に絞るのは、一番効果的な気がします。(これは逃げ口上では無く、本心でそう思います。)
つまり、それ以外の事象、それ以外の対策は他の記事のお世話になって頂く。または、シニアが自力で解決するのは諦めて、知人・友人なり、業者のお世話になって頂くのが良いと思います。(これも逃げ口上では無く、本心で、これが良いと思います)
(2)基礎的でも多くが分かっていない所は取り上げる
私のところへの問合せでも以下のようなものは意外と多いです。
- フォルダ、ファイルの操作(フォルダ作成、コピー、削除、名前変更など)
- パーティションの使い方
- バックアップの仕方
- メール設定
- メールアドレス帳の作成
など
4.まとめ
余談として、以上のような事を考え、書いてみました。どんなテーマで書こうか悩んだからです。
ネット上には、困った事を解決するための記事が膨大にあり、氾濫しているとも言えます。しかし、読者の予備知識を自分目線で書いてある記事が圧倒的で、シニアが読むと分かり難いです。これを反面教師として、シニアの方に分かり易い記事を投稿していこうと考える次第です。
更に、余談ですが、以前に書いたこの下の記事も読んでみて下さい。問題解決に当り、ひとつの記事だけで解決することはまず無いです。自分の困ったが書かれている記事を探し当てるテクニックも必要です。IT技術と言うより、検索技術が大切になりつつあるようです。