最近、ウィルス対策が話題になりません。何故でしょう? 私自身、関心も薄くなり、不安になったので調べてみました。最後に、個人向けウィルス対策のおすすめ・最適解を考察してみました。
1.何故話題にならない?
以前程、個人被害が出ていないことに尽きると思います。
被害が少ないのは、PC利用が減って、スマートフォン利用が増えたということではないでしょうか。スマートフォンはウィルス感染し難い特長があります。私のブログをGoogle‐Analyticsで調べると、7~8割がスマートフォンからです。
話題はそれますが、一時期、盛況であったウィルスソフト会社は大変だろうと思って、有名どころを調べてみました。
意外にも売上、利益共に伸びています。詳しく見ると、個人向けは減少してるが、企業向けが伸びてるようです。納得です。
2.個人向けウィルス対策の最新事情
(1)スマートフォン
iPhoneは専用OSだし、ダウンロードは専用サイト(App Store)からなので、ウィルスが入る余地は殆ど無い。実際、被害も殆ど無いようです。
Androidもルート化していなければ専用OSのようなものだし、ダウンロードも専用サイト(Playストア)だけに限定していれば、ウィルスが入る余地は少ないと言えるようです。
(2)PC
利用が減ったとは言え、PCはどうでしょう。実は、Windows10から、ウィルス対策ソフトのDefenderが標準装備されています。これは結構強力なツールで、私もDefenderだけです。ネットを調べてみると、Defenderだけの人が増えつつあるようです。
Windows7,8の流れで、以前のウィルスソフトを使っている方も多くいるようですが、積極的利用と言うより、惰性的利用と言えるようです。もちろん、有料ソフトなので、Defenderより高機能のようですが、それを意識して使っている方は少ないのではと思います。
Defenderと有料ソフトの違いを比較した記事がありました。興味ある方はどうぞ。
(3)ウィルス、セキュリティへの意識変化
数年前と比較すれば、個人の意識は大幅向上していると思って、ネット検索してみました。こんな記事がありました。
日本は先進16か国で最低のようです。絶対的なレベルは低いかも知れませんが、数年前と比較すれば、随分と向上したのではないでしょうか。記事は見当たらなかったので、個人的印象ですが。
3.個人向けウィルス対策のおすすめ・最適解
(1)スマートフォン
iPhone,Androidに関わらず、基本ソフトのままで良いと思います。ただし、Androidの場合は念のため、Playストア以外からダウンロードしないことは当然ながら、無償ウィルス対策ソフトをインストールしておくのが安心です。もちろん、有償の方がより安心とは思いますが。
(2)PC
Windows10に限れば、Defenderで十分な気がします。後は利用の程度、レベルですね。利用頻度が高く、ネット検索も深いところまでと言う方は、ウィルス対策ソフトを入れておくのが安心です。
一方、通常利用つまり、MSオフィス・印刷・軽いネット検索・有名ソフト利用程度であれば、不要と言うことではないでしょうか。
4.まとめ
私自身が不安に思って、以上を調べてみました。結果、今のままで良さそうとのことで、ちょっと安心しています。
セキュリティ分野は、これで良いと言うことが無く、個人毎の判断に委ねられる世界です。自己責任と言うことで、参考にして下さい。